ヴィタール

U-NEXT/2004年/邦画/再生85分

※ネタバレ注意

キャスト・スタッフ
出演 (高木博史)浅野忠信 (涼子)柄本奈美 (吉本郁美)KIKI
   (柏淵教授)岸部一徳 (大山三郎)國村隼 (高木隆二)串田和美
   (高木慎子)りりィ (大山のり子)木野花 (中井教諭)利重剛 原昇
監督 塚本晋也
音楽 石川忠
脚本 製作  塚本晋也

あらすじ
 交通事故によって記憶をなくした医学生・高木博史は、自分の中の空白を埋めるかのように解剖の世界に没頭していた。次第に彼は、現実とは異なる世界へと入り込むようになる。そこは涼子という女性と一緒に時を過ごす、甘く切ない世界だった。
※U-NEXTより

 ストーリーは難しくはないかな。
 主人公は、病院で目覚めた男。交通事故により記憶喪失になっている。代々続く医師の家の息子。記憶のない息子に甘い両親だが、医師になり後を継いでほしいと強く思っているが、息子の意思を尊重しなければとも葛藤している。主人公は病院から自宅へと戻り、自室で×のついた箱を見つける。箱の中には医学関連の本があった。主人公は勉強を始め医師になるため大学へ入る。大学で、ストーカー気味のヤンデレ少女に目を付けられる主人公。流れで関係を持つ。だが、主人公は過去を思い出し始める。けだるい女性と恋人関係にある主人公、そんな過去。主人公の恋人であった女性は、事故後病院へ、亡くなる前に「死体は大学の献体(※1)に」と言い残した。その願いは叶い、献体として主人公と再会。過去の恋人を解剖する主人公は、夢か現化の世界で恋人と時を過ごす。ヤキモキしてヤンデレ化がすすむ現彼女。解剖の時間は終わり、献体は焼かれる。主人公から、医師になる勉強は続けると告げられた両親。逢瀬の時間も終わり、すっきり吹っ切れ顔の主人公は現彼女のもとへ。
 (※1:ケンタイ-医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供すること、ウィキより)

 多感な時期、現実と理想に押しつぶされそうな手さぐりの未来。押しつぶした女性と、押しつぶされても粘っている男性といったトコロでしょうか。
 芸術寄り映画。邦画ってだから苦手と言いたくなる。空気読めとか感じ取れ感が強すぎる。そして声小さすぎ。字幕つけてほしいとマジ思う。
 ロン毛は結ばなくていいのかよとか、そんなに廃退感出さなくてもいいと思うよとか、ヤンデレの要素必要かよとか、つっこみどころは満載な気はします。
 主人公の浅野忠信さんがまだ若くて、ロン毛スキーにはたまりませんでした。そもそも、浅野忠信さんのロン毛サムネにひかれて見た映画だったし。
 内容はわかりにくい感じを装いつつ、とても分かりやすいと思います。芸術寄りだからなのか、過去の恋人が踊りだしたときは「またかよ!!」と思ってしまいました。ダンスで表現おおい気がする。過去の恋人はダンサーを目指していた設定でもあったのかな、なかったと思うけど。
 過去の恋人(けだるい女性)の父親役が國村隼さんなんですが、もうすごく声が聞き取りやすくて好印象でした!どうして邦画って声を小さくするんでしょうね、聞き取るために音量大きくするとBGMを大音量できくはめになり、慌てて音量下げてコエキコエナイヨーのループ。字幕マジつけてほしい、切実に。設定でなんとかならないのかと思ったけど、めんどくさくてそのままみちゃったけど。
 過去の恋人との逢瀬のシーンに、有名な廃墟が使われていました。オカルト好きなものでして、廃墟探索系のオカルト番組は大好物。某殴り込みの方々が私の頭を占拠しちゃっていろいろなんとも。コレはもう絶対自分が悪いな。
 解剖シーンがありますが、私的にはパンチ弱め。血が流れたり、生々しくないせいだと思う。魚で例えると、干物を解体している感じです。生魚を3枚におろすシーンってキツメだと思うんですが、干物の骨をとって身をほぐすシーンなら余裕でしょ?そんな感じ。ただ、耐性のない方はご注意かも。

 浅野忠信さんスキーならオススメ。もともとイケメンだし、スタイルいい方なのに、裕福な医者の息子、医大生で絵も激ウマ。成績も上位という、ソレイル?設定をがんがん組み込まれたハイスペック主人公になっておられます。そんな浅野忠信を楽しめます。
 そうでない方にはオススメしないかな。コレといった推しがないんです、残念。

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